当院の院長『上村浅男』の生い立ちパート3は、修行時代を経て開業し、現在の川越の地に引っ越してくるまでのストーリーです。

1961年に柔道整復師の資格を取得後、川越のN接骨院に就職。周囲は農家が多く、朝早くから夜遅くまで患者さんが途切れることがなかった。院内の掃除や包帯の洗濯も含め、全ての仕事をこなしているうちに3年が過ぎ、往診その他で必要な自動車免許の取得のためにN院を辞す。そこで懇意にしていた患者さんの紹介で大宮のY医院へ身を寄せ、整形外科的な疾患を担当しながら一人で治療を行っていた。

1965年5月、やはり懇意にしていた患者さんの紹介で市内的場に借家を借り、『上村整骨院』を開業。3年後には現在の旭町2丁目に移転し、2度の改築を経て現在に至ります。

こうして昔の写真を眺めると、現在の駐車スペースが玄関と待合室、診察室だったんですね。住居側の屋根の上にはちょっとした広さの物干し台があり、晴れた日には富士山が綺麗に見えたことを覚えています。