今年の6月で82歳になる当院の院長『上村浅男』の生い立ちを聞き取って整理したので、2-3回に分けてご紹介します。
昭和13年6月、長野県宮田村の農家の9人兄弟の末男に生まれる。小学3年生のときに、当時48歳だった母を亡くす。死因は自宅近くの橋から転落して肋骨を骨折、肝臓打撲による黄疸。当時の村には医者がおらず、隣町から往診を頼むが、処置はブドウ糖の注射のみだったという。
小学4年の運動会の徒競走で転倒し、隣を走っていた同級生に右ひじを踏まれて脱臼骨折。隣村の整骨院にて整復してもらうも、激烈な痛みで失神! 1年間リハビリに通うも経過は思わしくなく、この経験が治療家を目指す原点となった。
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