朝晩の冷え込みが、秋というよりも晩秋のように感じられ、手足の冷えが気になる季節になりました。先日いらした患者さんとの会話の中でも『体の冷え』が話題になって、「整骨院に来るくらいなら、日帰り温泉でゆっくり体を温めたほうが治りが早いかもしれませんよ」と、半ば冗談で話しました。

ちなみに川越近郊の温泉でおすすめなのが、お隣の日高市にあるサイボクの天然温泉『花鳥風月』です。お湯は柔らかく、なめてみるとしょっぱく、湯冷めしにくいのが特徴です。僕は月に1-2回くらい、露天につかりながらボォっとしています。至福です。

「そんな、忙しくて温泉なんて行けないよ。シャワーをさっと浴びるだけ… 」という方でも、せめて休みの日くらいはお風呂に入ってください。温度は40-41℃、時間的には10分で大丈夫です。

お風呂で体が温まれば血管が開いて血のめぐりが良くなり、腰や肩にたまった疲労物質が散り、酸素と栄養の供給が増えて、傷んだ組織や筋肉の再生が促されます。「下手なマッサージを受けるくらいなら…」というセリフも、あながち間違いではないのです。

参考)【入浴×スポーツ 第1回】筋肉痛を早く緩和し、疲労を回復させるには? [東京ガス都市生活研究所]