10月になりました。読書の秋です! 今日は本屋さんの店頭で偶然目に止まり、面白かった本をご紹介します。著者は長年、食品添加物の研究開発に携わり、食品業界の現状を取り巻く危うさについて啓蒙活動を続けている小藪浩二郎氏。

本の表紙 ちょっと高くてもコッチ!

プロローグには原因不明の湿疹に悩まされたOLさんのエピソードが載っていますが、実は僕自身も2年ほど前から原因不明のじんましんに悩まされており、「このままではいけない!」と一念発起して食生活の改善を始めました。

本の内容 プロローグ

具体的には糖質制限とグルテンフリー、そして食品添加物をできるだけ避けるように心掛けたところ、毎朝決まって出現していたじんましんがいつの間にか消えてなくなり、やはり『食』というものをおろそかにしてはいけない!と実感した次第です。

本の内容 無添加コンソメだし

この本はそんな『食』の安全について興味のある人に向けて、家庭の食卓に並ぶ食品(主食、副菜やお菓子類)について実例を挙げながら、「絶対にコッチ!」という推奨のメーカーと商品を紹介しています。

本の内容 チョコレート

チョコレートとか、じんましんになる前は何も考えずにバクバク食べていたんですけどね(笑) ちなみに僕は症状が消えた現在でも糖質制限は継続中で、甘いものは一週間に一度のごほうびとして少しだけつまむ程度に控えています。

本の内容 自然食品ショップリスト

巻末には全国の自然食品、無添加食品のショップリスト、さらには食品の原材料表示を読みこなすためのノウハウについても触れられており、”皆さんの消費者のリテラシーに基づいた賢い選択が、ショップやメーカーを育てる” という一文が印象に残りました。